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種子(しゅうじ、しゅじ、サンスクリット:बीज ''bīja'')は、仏教用語としては唯識の用語で、植物の種子のように、いろいろの現象を起こさせる可能性であり、可能力のことをいう。それは、もともと、ある現象が影響して自らに習慣的な刺激によって植えつけた印象であるところから、熏習(くんじゅう)の気分という点で習気(じっけ)という。このように種子を熏習し、その種子が因となって種々の現象が顕現する(あらわれる)のであるという点を明らかにしたのが種子熏習説である。 このような種子熏習説を述べる人々には、部派仏教の中、大衆部、化地部、経量部などがあるが、これらをうけてほんとうに学問的な基準をもって説いたのが、唯識学派法相宗である。 == 本有種子・新熏種子 == 一切の現実は、種子から現象が顕現(種子生現行〈しゅうじしょうげんぎょう〉)し、その顕現した現象が種子をまた熏習(現行熏種子〈げんぎょうくんしゅうじ〉)するという繰り返しの中に成立する。このような立場で、迷悟の問題を考える時、迷界から俗界へという立場では、一度も俗界が顕現したことはないから、そのような悟りの種子はない。 その点で、本来的にそのような悟りの種子がなければならないというので、それに先天的にあるという意味の本有(ほんぬ)の種子を説く、その本有種子に対して、いろいろな現象によって常に印象づけられ、植えつけられたものを新熏種子とよぶのである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「種子 (唯識)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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